自力か頼むか(リフォーム7)

キッチンリフォーム記

リフォームの設計は、私が希望を出して、父に図面を引いてもらうことにしました。家づくりが好きな父は施工もやる気でしたが、年も70歳を超えているため、今回は、さすがに大工さんにはいってもらうことにしました。ただ、入ってもらった日数分を払うことになるので、出来るだけ自分たちでやれることはしたいなぁ、というのが本音。大工さんには大工仕事に専念してほしいので、大工さんが入ってくる前に、既存キッチンやクロークの解体からし始めることにしました。キッチンとクロークを隔てているブロック壁の解体はさすがに無理なので土建屋さんに入ってもらいますが・・。

40年近く前に自分が建てた家を解体するじーちゃん、時々、手を止めて、現れた天井の梁などを懐かしそうに見つめる。

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キッチンを取り外すと、見覚えのある昔のタイルが出てきたりして、なんだか私もジーン。たいていのものは簡単に手に入る時代だし、ローコストで家も建てれるようになった今だけど、こうやって手を入れながら、ずっと使い続けていくっていうのは自分の性に合っている。住む家族や間取りが変わっても、長い年月で育まれた家の物語が、途切れないで続いていくような気がします。

いつも何やかやとお世話になっている工務店の社長さんに見てもらうと、リフォームだし、正確な見積もりは出せないけど、だいたい坪40万みといてもらえればそこまでには収まる、と言われました。まぁ、キッチンはネットで落札したややこしいキッチンだし、何も言わず引き受けてくれるほうがありがたい。

ちなみにリフォームで坪40万って安いのか、高いのか、調べてみると、内容や入れる設備にもよるので、一概には言えないけど、間取りも完全に変えて断熱なども新しく入れるなら高くはないようでした。最終的な値段がどうなるかは、ほとんど、大工手間にかかっている気がします。がんばれ、じーちゃん。