床暖房で使えるフローリング材(リフォーム6)

キッチンリフォーム記
Plank Wood Wall For text and background

床暖房を入れるとなると、使えるフローリングもおのずと決まってくる。あまりたくさんの選択肢があると、迷い過ぎて、選べなくなってしまう性格だから、ある程度、絞られているほうがいい。

入れる建具も決めないといけないので、ショールームに見にいくことにしました。当初は値段を抑えるため、サンワカンパニーで全部そろえる予定だったので、あらかじめカタログで確認していた建具だけをチェックしに行くつもりだったけど、大阪のグランフロントにはサンワカンパニーのショールーム以外にもパナソニックやリクシルなど他のメーカーの住宅設備関連のショールームが結構入っている。ので、ついでに、覗いてみました。

で、、感想。。カタログで見ていたサンワカンパニーの背の高い真っ白いドア、ノッポと、アクリル板の入った仕切り戸、ミスモデルノを入れようと思って実物を見たのですが、あら、、という印象で。。決して、悪くはないのですが、サンワの前に見たパナソニックの建具に比べて、なんというか作りが甘いというか。。白いドアも、端は下地の色が見えていてホワイトのシートを貼りつけているっていうのが明らかにわかるし、アクリル板は枠の中でカタカタ動くし、なんとなく建てつけが甘そうだな、と。

素人の個人的主観で、ランク付けするならば、その日、見た三社ではパナソニック>リクシル>サンワカンパニー。価格で選ぶなら、サンワ>リクシル>パナソニックかな。
フローリングに関しては、木目や模様がすごく綺麗に出ていてもシートを貼ってるフローリングはツルツルした感じがどうも好きになれない。リクシルもパナにもいまいち魅力を感じず、この日、最後に行った朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアムが雰囲気、肌触りの点で一番良かったので、ライブナチュラルプレミアムのアッシュのサンプルをもらってきました。これは2mmの無垢材挽き板を使った複合フローリング。肌に触れる部分が無垢材なので、足へのあたりやなじみが柔らかい感じがする。もちろん床暖対応になっているので今回、使える。

他に候補は、自分でサンプル請求したマルホンの床材。マルホンという会社は知らなかったけど、無垢フローリング・無垢木材專門サイトとしてのネット展開もしていて、施主支給などでも人気のある会社さんでした。床暖対応フローリングも選べる種類がたくさんあって、幅広タイプや樹種も豊富。サンプル請求したのは、ヨーロピアンオークとタモとナラ。どれも同じような色あいだけど、木目の感じが好きなのは動きがあるヨーロピアンオーク。これも、床暖対応のものは一番上に無垢の挽き板を貼った複合フローリング。こちらは3mmの挽き板でライブナチュラルプレミアムより1mm厚い。
あとは価格次第かな、と思っていると、父から、大利木材という会社を紹介されました。父の家は栗の無垢フローリングだが、その時に使った材木屋さんらしい。ここの床暖対応は挽き板の複合フローリングタイプもあるけど、無垢のフローリングも揃っている。合板を重ねた上に挽き板をつけているタイプでなく、オール無垢材の床暖対応って珍しい。合板は薄板を張り合わせている糊が湿気の給水を阻害している可能性があるので、調湿という点では、少しでも木の体積が大きくなる無垢材のほうがいい。
ここの床暖対応の無垢材は幅が90mmしかなく、幅広は選べない。ただ、これも、ただでさえ反りや隙間が生じやすい無垢材を、幅広にするとことでその特性の出方が大きくなるということを考えて床暖対応で幅広は作らないんだろうな、と思うと、品質重視の誠実な会社だな、と好感がわきます。

結局、フローリングは、マルホンのヨーロピアンオークと大利木材で見積もりをとってもらった結果、価格も安く、無垢材の床暖対応フローリングがある大利木材のオークにすることにしました。